暮らしと経済

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  教養 後期 1・2・3・4 2 藤井 千賀

授業の主題(テーマ)
生活経済の基礎を学ぶ ―― Well being をめざす自助努力 ――

授業の目標(講義概要)
わが国は現在「生活者優先の時代」への移行期にあるといわれています。生活者優先の時代とは、個人の生活が尊重され、主体的な生活や自己実現が可能なチャンスに恵まれた時代であります。しかし、同時に、自己責任が問われ、空しい人生を送らなければならない危険をはらむ時代でもあります。本講義では、生活の基盤となる経済を構造的にとらえ、個人が主体的な人生を選択できる生活設計能力を養いたいと考えています。

授業計画
第1回:経済社会の変化と生活経済
第2回:国民経済の循環と家計
第3回:家計のしくみ
第4回:家計の収入
第5回:家計の支出・消費
第6回:ライフサイクルと家計
第7回:貯蓄と負債
第8回:税金と家計
第9回:社会保障と家計
第10回:家計の個計化
第11回:女性の就業と家計
第12回:子育ての経済と家計
第13回:高齢期の家計
第14回:介護と家計
第15回:まとめ

評価方法
定期試験、出席状況などから総合的に評価します。

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
生活経営−Well beingをめざす自助努力− 松岡明子・竹田美和・藤井千賀・辻禎子共著 建帛社 1,900円+消費税

備考